アダルトチルドレンの生きづらさ

 

あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いいたします。

 

 

生きづらさ解消カウンセラー木島です^-^

 

 

今年最初のブログ記事ですね!

 

今年最初の記事なので

さてさて何について書いたらいいかなぁ?

と考えました。

 

そして

『アダルトチルドレン』について書くことにしました。

 

と言うのも

日々カウンセリングをさせていただいていて

やはり『愛着の問題』が根本的な原因にあるがゆえに

様々なトラブルで悩んでおられるクライアント様が多いからです。

 

アダルトチルドレンとは・・

 

一言で言えば

子どもの頃の傷を抱えたままの大人

です。

 

機能不全家族の中で育った人

がアダルトチルドレンになりやすく

愛着の問題を抱えて生きています。

 

体は当然のことですが大人で

様々な人生経験も経て

分別ある大人ではあるのですが

なぜか生きづらいのです。

 

頑張って頑張って生きていても

日々の暮らしの中で

なぜか上手くいかないことが多いと感じています。

 

親子関係や夫婦関係

友人関係や親戚との付き合い

職場での人間関係やママ友などなど・・

 

様々な人間関係での悩みがとても多く

鬱々したりイライラと怒りっぽくなったりします。

 

それだけではなく

不安障害や気分障害のような

メンタルの病にもなりやすいのです。

 

それは何故なのかというと

元々(子どもの頃に)心が折れる程の経験をしているので

低いハードルを乗り越えるだけでも

心が疲れ切ってしまうからなのです。

 

親にたっぷりと愛情を注がれて育った人ならば

高いハードルも越えられるでしょう。

 

誰でも限度以上のストレスがかかるとメンタルは病みますが

愛情豊かに育った人ならば

一般的にはストレスの許容量は多いと思われます。

 

さらにアダルトチルドレンの厄介なところは

世代間連鎖になりやすいところです。

 

受けることのできなかった愛情を

次の世代に与えることは

アダルトチルドレンの人には簡単ではないのです。

 

そもそも

愛情とはどのようなもので

何をしたら自分の心に湧き出させられるのか

それが分からないのです。

 

涙を流しながら

我が子を愛せないと話されるお姿に

私まで泣きそうになってしまいます。

 

さらにさらに厄介なことは

子ども時代があまりにつらかった人の多くは

無意識に子ども時代の記憶を封印してしまうので

アダルトチルドレンに有効な

『インナーチャイルドの癒し』のワークが出来ないのです。

 

いくら誘導しようとしても

インナーチャイルド(内に居る子ども時代の自分)が

現れてくれないのです。

 

このような場合

無理にセラピーを行うことはせず

カウンセリングや質問に応えていただく中で

封印してしまった『未完了の思い』に気づいていただきます。

 

『気づき』の効果は大きいです。

 

なぜなら

 

ほとんどの方は

「自分は無価値な人間なのではなく

恵まれない環境の中で必死に生き抜いてきた

頑張って生きてきたんだ

もう頑張らなくていいんだ」

ということに気づくだけで表情が明るく変わります。

 

カウンセリングルームに入って来られた時の

暗く沈んだ表情の人と同じ人とは思えないくらい

明るく笑いながら退室されるのです。

 

私も幸せな気持ちになります。

 

 

周りの人を愛せない人は

自分を愛すことができない人です。

 

自分を認め

自分の素晴らしさに気づき

自分を愛せるようになった人は

必ず周りの人をも認め

愛せるようになるのです。

 

 

あなたはいかがでしょうか?

 

もしも

同じような生きづらさに悩んでおられるのなら

一度

ご自分と向き合ってみませんか?