人と人との境界線が大切なわけ

 

こんにちは!

生きづらさ解消カウンセラー木島です^^

 

 

あなたは

長い間すごく仲良くしていた人と

なぜか急に疎遠になってしまった・・

という経験はありませんか?

 

これって

友人関係ばかりではなく

親子関係でも上司と部下との関係でも起こり得ることです。

 

人間関係の崩壊って

人と人との境界線が曖昧になってしまった時に起こりがちです。

 

 

では

境界線とは何なのでしょうか?

 

 

境界線とは

一言で言えば

人と人との適切な距離感のことです。

 

自分軸が持てなかったり

自立して生きられない人というのは

無意識で相手に依存したり

過去の誰かを投影したりしがちです。

 

少し親しくなると

さかんに相手のお世話をしたがったり

自分がお世話をされるよう仕向けたりすることで

共依存関係になろうとします。

 

または

無意識ですが

相手に母親や父親を投影することで

過去の未完了の思いを解決しようとしたりします。

 

 

それでも

お互いがそれで上手くいっているのであれば

それはそれで問題ではないのです。

 

境界線がどうであろうと

お互いが幸せならばいいのです。

 

 

ですが

どちらかが重荷だと感じていても我慢している場合

何かのキッカケで

その関係が一瞬で崩れてしまうことにもなりかねません。

 

 

偉そうに言っている私自身も

実はそのような人でした。

 

昔こんなことがありました。

 

お子さんの持病で悩んでいるママ友の力になりたくて

その病気について調べては

「こんな方法がいいと思うよ」

「こうやって治した人がいるよ」

とアドバイスしていたのですが・・・

 

ある日

その方に

「すでに全部やっているけれど 上手くいかないからつらいのよ」

と言われたのです。

 

その言葉を聞いて

私はハッとし

恥ずかしくなりました。

 

そうなのですよね。

大切な我が子のことで長年悩んできているのですから

私がアドバイスしたような知識は持っているし

すでに実践もしていたのです。

 

頼まれもしないのに

勝手に相手の問題に入り込み

役に立つ人になろうとしていた自分がいたと気がついて

恥ずかしくなったのです。

 

 

相手はただ

つらい思いに共感してほしかっただけなのですから・・

 

 

 

投影についても同じことが言えます。

 

過去の未完了の思いを相手に向けてぶつけてみても

相手から思うような反応が得られないと

今度は勝手に相手を憎んだりしがちなのです。

 

そんなふうにして

人間関係が壊れていくことは多いです。

 

 

 

人間関係を幸せに長続きさせる方法があるとしたら

それは

お互いが自立している人間同士であるということです。

 

自立した人間同士なら適切な境界線を引くことができ

依存や投影が起こりにくいです。

 

人と人が支え合って暮らすことと

依存し合うことの違いを知ることが大切だと思います。

 

 

とはいえ

娘たちには

ついつい口出ししそうになってしまう私なのですが・・(^^;)